ケチな人、運動嫌いの人の方がダイエットに向いている理由
こんにちは。天野ジャンクです。
皆さん、街は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、自粛ムードで家に居すぎて太ってしまっていませんか?
今日はかっこいい中年を目指す!ということで私が挑戦したダイエットについて書きたいと思います。
結論から言いますと私は1年ほどかけて77㎏→67㎏のダイエットに成功!更にリバウンドをしない体と習慣を手に入れました。
かっこいい中年とは?
西島秀俊、大沢たかお、唐沢寿明、阿部寛、沢村一樹、北村一輝。皆さん中年でも渋くてかっこいいですよね!
なりたい!こんな中年になりたい!20代後半の頃、私はこう思い始め、その思いは日々強くなるばかりでした。
その理想に近づく為には若いうちからのケアが必要だと考えました。20代~40代のうちに何をすればよいのか?
逆に言うと
「なりたくない見ための中年」はどんな中年か?
周りを見て、なりたくない見ための中年を探してみました。
簡単に見つかりました。端的に言うと3つです。
『ハゲ』・『デブ』・『不潔』
です。
ハゲは正直遺伝的な要素も大きので仕方がないと思いましたが、デブと不潔は自分の努力でいくらでも直せます。
「かっこいい中年」とはそれらのケアが最低限出来ていないといけないと思います。
ダイエットを始めたきっかけ
20代後半の頃、久々(1年振り程度)に会う友人が皆、口を揃えて「太った」と指摘し始めました。
私自身も自覚があったのと、ちょうどその頃にかっこいい中年への憧れを抱き始めた時だったので生まれて初めてダイエットに挑戦することにしました。
私が挑戦したダイエット
・炭水化物抜きダイエット
・晩飯抜きダイエット
・プチ断食ダイエット
・豆腐ダイエット
・リンゴダイエット
・サラダダイエット
学生の頃からマラソンなどの有酸素運動が大嫌いで、とにかく体を動かさないダイエット方法を試しました。全て一瞬、2~3kg痩せましたが簡単にリバウンド。。
なぜリバウンド?
痩せてはリバウンドの繰り返しだったので私は真剣にダイエットに向き合うべく、ダイエットについて勉強をしました。
結果わかったことがあります。
上記の食事制限を中心としたダイエット法はその多くが炭水化物の摂取を少なくするダイエット法です。
そもそも炭水化物とは何なのか?
炭水化物とは糖質と食物繊維からなる栄養成分です。
炭水化物を抜くと体の中の糖質が減ります。糖質は人間が生活する上で必要なエネルギーとなる栄養素で、その供給が減ると体はエネルギーを消費するのに蓄積された脂肪を燃焼させます。
それで痩せられるわけですが、ここで重要なのは人間は糖質の供給が落ちたからすぐに全力で蓄積された脂肪を燃焼するわけではなく、体に摂取されたにタンパク質も消費します。
タンパク質は筋肉を精製する栄養分ですから、それが損なわれると筋肉が付きにくくなり、筋肉量が落ちる。
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筋肉量が落ちると基礎代謝が落ちる。
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基礎代謝が落ちると普段生活してて呼吸してるだけでも減る体重の量が少なくなる。
つまり、痩せにくくなる。
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また、体は無理な食事制限を強いられたため、危機を感じて省エネモードになります。
そこで、「頑張ったご褒美」と称してたまに一食ラーメンとか食べたい物食べる時がありますよね?
そうすると体は「久しぶりの栄養分」と思って簡単に消化せず脂肪として体に蓄えようとするのです。
結果、極端な食事制限による食事制限は太りやすい体作りをしていたことになるのです。
導き出したダイエット法
食事制限のみに頼ったダイエット法は悪だということはわかりました。
太りやすい体を作るだけでなく、食べたいものを食べられないというのは強大なストレスとなり、精神衛生上よくありません。
結局は有酸素運動と筋トレ。
これに限ります。
そんなこと皆わかっています。重要なのはそれを始めて継続することです。
なぜ続けられたか・・・
私はとにかく長距離を走るのが嫌いで、マラソンが好きだという人の気持ちも全く理解できませんでした。とにかく苦しい。しんどい。辛い。なのに何で皆趣味とか言っちゃってんの?という思いしかありませんでした。
そんな私が毎週走ってマラソン大会にまで出場し、ダイエットに成功しました。なぜそんなことができたのか?なぜ続けられたのか?
その答えは私の性格にありました。
≪私の性格≫
(一言で言うとケチで煩悩に満ち溢れた人間です)
・ジムにお金をかけたくない(行かなくなるともったいない)
・モテたい。周りから良く思われたい。
・とにかく楽をしたがる。楽をすることばかり考える。
この性格を理解した上で打って出た行動ではありませんが、「走るしかないか」と諦めた私は走る習慣がなかったのでランニングウェアはもちろんシューズも持っていませんでした。
形から入ろうとナイキのランニングウェア、ランニングシューズを買い揃えました。
気持ちの変化
ランニングウェアとシューズをせっかく買ったので使わないともったいないと思い、日曜日の朝は毎週走ることにしました。ピチッとしたウェアを着て走っている自分の姿がガラスなんかに写って見えると「あれ?なんかかっこ良くない?」と錯覚しました。
苦しい苦しいランニングを続けられたのは
・ウェアを買ったのに使わないともったいない
・ウェアを着て走ってる自分かっこいい(馬鹿でした)
この2点でした。
この2点が私を突き動かしていました。
更に、ウェアを買ったことは別の効果ももたらしました。
当時職場の上司が毎週水曜日はノー残業デー!有志で仕事後に皇居ランニングをしようと 呼びかけていました。職場内の親睦を深める意味もあった様で苦手な人や初心者の人も参加していました。
私はとにかく走るのが嫌いでしたので参加していませんでしたが、ウェアを買ってからは「ダイエット効果はもちろん、皇居ランニングをしているランナーにウェアを見てもらえて、ウェアも週2回使えていいぞ」と馬鹿な考えから参加する様になりました。
だんだんその有志のランニング部はエスカレートしていき、マラソン大会に出ようとなり、走るのが嫌いだった私はマラソンデビューまで果たしました。
マラソンへの参加は「せっかくなら完走したい」という思いから週2回のランニングをサボることなく続ける原動力ともなりました。
更に更に、気持ちの変化は他にもありました。
飲み会後の締めのラーメン。大好きでしたが一切行かなくなりました。
その他食料の買いすぎ、注文し過ぎも一切なくなりました。
全て「これを食べる事で走った分が無駄になる。もったいない」という思いからです。
苦しんで、苦労して走った分が水の泡となる。そんなこと考えただけでゾッとします。
走るのが嫌いだからこそ芽生えた気持ちです。
私の場合これはストレスの溜まる「我慢」ではなく、もったいない、損したくないの「我慢」であり、精神的に辛いものではありませんでした。
その結果、私はダイエットに成功し、リバウンドもしておりません。
まとめとアドバイス
最後にケチで運動嫌いなのに痩せたいあなたへアドバイスです。
ダイエットのための運動を好きになってはいけません!私の場合ランニングですが、好きになってしますと締めのラーメンを「また走ればいっか」と思い、食べてしまいます。
運動を好きになる必要はないのです!嫌いのままで良い!!
ちなみに私は現在、走らずに筋トレで基礎代謝を上げ、痩せた体重を維持しています。
もちろん筋トレもめんどくさいし、出来る事ならしたくありません。
しかし、週3回の筋トレを2年続けられています。
なぜ続けられているか、
プロテインを買い始めたからです。
買ったからには飲まないともったいない。
飲むからには筋トレをしないともったいない。
もったいない精神万歳!!
損したくない精神万歳!!
ケチな人ほど成功するのだと思います。